売れないShopifyストアの共通点
売上が伸び悩んでいるShopifyストアには、いくつかの共通した特徴が見られます。
ここでは特に頻繁に見られる4つの共通点を取り上げ、なぜそれが売上の妨げになるのかを具体的に解説します。
デザインが信頼を損ねている
ポイント
第一印象は3秒で決まると言われており、ストアのデザインは訪問者に与える信頼性を大きく左右します。
素人っぽいデザインや古臭いレイアウトは、「このサイトで購入しても大丈夫だろうか」という不安を生み、離脱の原因となってしまうでしょう。
デザインで信頼を損ねる要因には、以下のようなものがあり改善が求められます。
| 問題点 | 訪問者の印象 | 改善策 |
|---|---|---|
| 色使いが不統一 | 素人っぽい | ブランドカラーを2‐3色に統一 |
| フォントがバラバラ | プロフェッショナルさに欠ける | フォントを2種類までに限定 |
| 画像の解像度が低い | 商品品質への不信感 | 高解像度の画像を使用 |
| レイアウトが崩れている | 技術的な不安 | レスポンシブテーマを使用 |
| 法的情報の欠如 | セキュリティへの不安 | 特別商取引法・プライバシーポリシーを明記 |
プロフェッショナルで清潔感のあるデザインは、商品の品質やストア運営の真剣さを伝える上で不可欠です。
安っぽい印象を与えるデザインでは、お客様は詐欺や粗悪な商品を心配し、購入をためらってしまうでしょう。
上表を参考にして、ストアのブランドイメージを構築し、お客様に安心感を与えるデザインを心がけることが大切です。

決済・配送導線が複雑で離脱が多い
ポイント
カートに商品を入れた後、実際に購入完了に至らない「カゴ落ち率」は平均で約63%にも達すると言われています。
この高い離脱率の主な原因の一つが、決済・配送プロセスの複雑さなのです。
チェックアウト画面の最適化は、コンバージョン率向上に直結します。
カゴ落ちの主な原因と対策は以下の通りです。
| 原因 | 対策 |
|---|---|
| 決済方法が少ない | クレジットカード、Apple Pay、コンビニ決済など多様な選択肢を用意する。 |
| 送料が高すぎる | 送料無料ラインを設定し、「あと○○円で送料無料」と表示する。 |
| 配送日数が不明確 | 明確な配送日数と複数の配送オプションを提示する。 |
| アカウント作成の強制 | ゲスト購入オプションを必ず提供する。 |
| 入力項目が多すぎる | 必要最小限の情報のみ収集する。 |
| 進捗が分からない | プログレスバーで完了までのステップを明示する。 |
スムーズな決済体験を提供することは、コンバージョン率向上のために非常に重要です。
配送オプションも複数用意し、お客様のニーズに合わせた選択肢を提供しましょう。
スマホ最適化が不十分でCVR低下
ポイント
現代のEC市場では、スマートフォンからの購入が、全体の70%以上を占めるとも言われており、モバイル最適化はもはや必須条件です。
PCでは問題なく表示されても、スマホでは見づらい、操作しづらいストアでは、大半の潜在顧客を逃してしまうことになるでしょう。
下記の項目は、スマホ最適化が実現できているかどうかのチェックリストですので、ご活用ください。
- 文字サイズは16px以上で読みやすい
- ボタンは最低44×44pxでタップしやすい
- 画像は軽量化され、表示速度が速い
- 横スクロール不要で縦スクロールのみで閲覧可能
- フォーム入力は最小限で自動入力機能を活用
- タップ要素間に十分な間隔があり誤タップを防げる
- チェックアウトプロセスがモバイルで快適
モバイルファーストの考え方を取り入れ、スマートフォンからのアクセスでも快適に閲覧・操作できるストア設計が不可欠です。
レスポンシブデザインに対応したテーマを選び、実際に自分のスマートフォンでストアを操作し、問題がないかを確認することが重要です。
ストア内コピー・写真が統一されていない
ポイント
ブランドの一貫性は、顧客の信頼と記憶に残る体験を生み出すために不可欠な要素です。
ストア内のコピーライティング(文章)と写真のトーンやスタイルがバラバラだと、プロフェッショナルさに欠け、ブランドイメージが確立されません。
この不統一感は、無意識のうちに訪問者の信頼を損ねてしまうのです。
下表のガイドラインを参考にして、自社サイトが統一感を保てられているかどうか確認しましょう。
| 要素 | 統一すべき内容 |
|---|---|
| 文章トーン | です・ます調/だ・である調の統一、カジュアル度の一貫性 |
| 写真スタイル | 撮影アングル、背景色、照明、フィルター効果 |
| カラーパレット | メインカラー2色+アクセントカラー1色に統一 |
| フォント | 見出し用と本文用の2種類に限定 |
| 商品説明フォーマット | サイズ・素材・使用方法など情報の記載順序を標準化 |
ブランドのコンセプトや世界観を明確にし、それに合わせたコピーライティングや写真のトーン&マナーを統一することが重要です。
これにより、お客様はストアの世界観に没入しやすくなり、ブランドへの共感や愛着が生まれやすくなります。
一貫性のある情報提供は、お客様からの信頼獲得にもつながります。
Shopifyと、BASE、STORESとの違いを比較したい方は、下記の記事が参考になります。
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