アパレル副業に必要な費用・準備・法律
アパレル副業を始めるにあたり、初期費用や開業準備、法律に関する知識は不可欠です。
これらを事前に把握し、計画的に準備を進めることで、スムーズなスタートを切ることができます。
初期費用と資金の目安
ポイント
アパレル副業を始める際の初期費用は、ビジネスモデルや扱う商品によって大きく変動しますが、比較的低資金からスタートできるのが特徴です。
主な費用の内訳としては、以下の項目が挙げられます。

商品仕入費用
最も大きな割合を占めます。
扱う商品の種類や数量によって大きく変わりますが、数万円から始めることも可能です。
ネットショップ開設・運営費用
無料のECプラットフォームを利用すれば、月額費用はかかりません。
有料プランやShopifyのようなサービスを利用する場合は、月数千円~数万円の費用がかかります。
商品撮影用具
スマートフォンでも十分ですが、よりプロフェッショナルな写真を目指すなら、簡易的な撮影ボックスや照明器具(数千円~数万円)があると便利です。
梱包資材
段ボール、緩衝材、袋、オリジナルのサンキューカードなど。
初期費用として数千円程度を見ておきましょう。
広告宣伝費
SNS広告などを活用する場合、月数千円から設定できます。
これらの費用を総合すると、初期費用としては最低でも3万円~10万円程度からスタートすることが十分に可能です。
ただし、ある程度の売上が出るまでの運転資金として、5万円~20万円程度の余裕資金があると安心できます。
開業準備に必要な手続き・ツール
ポイント
アパレル副業を始めるにあたり、特別な「開業手続き」は必ずしも必要ではありませんが、事業を円滑に進めるための準備は重要です。
個人事業主として開業する場合には、税務署に「開業届」を提出することで、青色申告の特典を受けることができるようになります。
準備しておくべき主なツールや手続きは以下の通りです。
- 開業届の提出(任意): 税務上のメリットを享受するため
- 事業用銀行口座の開設:プライベートの口座と分けることで収支管理がしやすくなる
- クレジットカード: 仕入れやツール利用の支払いに便利
- ECプラットフォームの登録: ビジネスモデルに合ったプラットフォームの利用
- 会計ソフトの導入:収支管理や確定申告を効率的に行うため
- 写真加工ツール: 商品写真を魅力的に見せるため(例:Canva、Photoshop Express等)
- SNSアカウントの開設:InstagramやTikTokなどによる情報発信の準備
これらの準備を計画的に進めることで、ビジネスの立ち上げがスムーズになり、本業との両立もしやすくなるでしょう。
特に、会計処理は後回しにすると大変になるため、最初から仕組みを整えておくことをおすすめします。
法律・確定申告の注意点
ポイント
アパレル副業を行う上で、知っておくべき法律や税金に関する注意点として、特定商法取引法や、商標権・著作権、確定申告が挙げられます。
これらを事前に理解しておくことで、予期せぬトラブルや税務上の問題を避けることができますので、それぞれを見ていきましょう。
特定商取引法に関する表示義務
ネットショップを運営する場合、特定商取引法に基づいて、事業者名、住所、電話番号、販売価格、送料などの情報をサイト上に明記する必要があります。
これは消費者を保護するための法律であり、必ず遵守しなければなりません。
商標権や著作権に関する注意
他社のブランドロゴを無断で使用したり、デザインを模倣した商品を販売したりすることは法律で禁じられています。
特に海外から商品を仕入れる場合、意図せずこれらに抵触するリスクがあるため、十分な確認が必要です。
確定申告
副業で得た所得が年間20万円を超えた場合、原則として確定申告を行い、所得税を納める必要があります。
副業で得た所得は「事業所得」または「雑所得」に分類されます。
継続的に利益を得る目的で事業として行っている場合は事業所得と認められる可能性がありますが、副業の規模が小さい場合は雑所得となることが多いです。
仕入れ費用、ネットショップの月額費用、梱包資材、広告費、通信費など、事業に必要な費用は経費として計上できるので、領収書やレシートは必ず保管しておきましょう。
「開業届」を提出していれば青色申告を選択でき、最大65万円の特別控除が受けられるなど税制上の優遇措置があります。
これらを怠ると、追徴課税や罰則の対象となる可能性もありますので、不明な点があれば税務署や税理士に相談することをおすすめします。
中国輸入におけるけ確定申告時の経費については、下記の記事で詳しく解説していますので、参照ください。
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