小ロットオリジナルグッズの作り方【初心者向け手順】
オリジナルグッズ作りは、ポイントさえ押さえれば、初心者でもクオリティの高いグッズを制作できます。
ここからは、デザインの準備から印刷方法の選定、そして納品までの具体的な流れを3つのステップに分けて解説します。
デザイン準備とデータ入稿のポイント
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オリジナルグッズの仕上がりを左右する最も重要な工程が、デザイン準備とデータ入稿です。
まずは、作りたいグッズのサイズに合わせてデザインを作成します。
多くの制作会社では、IllustratorやPhotoshop形式のテンプレートを用意しているので、それを活用するのが確実です。
データ入稿時には、以下の点に注意しましょう。
- 解像度: 一般的に300dpi〜350dpiが推奨
- カラーモード:印刷物は「CMYK」、ウェブ上のデザインは「RGB」で表現される
- テキストのアウトライン化:デザイン内に文字情報が含まれる場合、「アウトライン化」の処理を行う
これらのポイントを押さえることで、イメージ通りの仕上がりを実現し、データ不備による納期の遅れなどを防ぐことができます。
印刷・加工方法の選び方(シルク印刷/昇華転写など)
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グッズの素材やデザイン、ロット数によって最適な印刷方法は異なります。
小ロット制作でよく使われる以下の代表的な印刷方法の特徴を理解し、目的に合ったものを選びましょう。
| 印刷方法 | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| シルクスクリーン印刷 | 1色ごとに「版」を作成し、インクを直接刷り込む方法 | 色あせしにくく耐久性が高い。大ロットになると単価が安くなる。 | 版代が必要なため小ロットでは割高。色数が多いデザインに不向き。 |
| インクジェット印刷 | 生地に直接インクを吹き付けて印刷する方法。 | 版代が不要で1枚からフルカラーで制作可能。 | シルクスクリーンに比べ色あせしやすい場合がある。 |
| 昇華転写 | 専用シートに印刷したデザインを、熱でインクを気化させて素材に浸透させる方法。 | 発色が非常に鮮やかで、生地の風合いを損なわない。 | 綿などの天然繊維には印刷できない。濃色生地には不向き。 |
これらの他にも、刺繍やカッティングシートなど様々な加工方法があります。
作りたいグッズのイメージや予算、発注数に合わせて、最適な印刷方法を制作会社に相談してみるのも良いでしょう。
発注から納品までのスケジュール目安
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オリジナルグッズの発注から手元に届くまでの期間は、制作するアイテムや数量、工場の混雑状況によって変動します。
一般的な流れは以下の通りですので、把握しておきましょう。
見積もり・発注(1〜2日): 制作会社のウェブサイトからアイテム、数量、印刷方法などを選び、見積もりを取得。内容に問題がなければ正式に発注します。
データ入稿・チェック(1〜3日): 準備したデザインデータを入稿します。制作会社側でデータに不備がないかチェックが行われます。修正が必要な場合は、ここでやり取りが発生します。
サンプル制作・確認(任意/5〜10日): 本生産の前にサンプルの制作を依頼することも可能です。特に初めての制作や、品質にこだわりたい場合は、この工程を挟むと安心です。
本生産(7〜14日): データやサンプルの確認が完了したら、本生産に入ります。
検品・梱包・発送(1〜3日): 完成した商品が検品され、梱包後に発送されます。
トータルでは、おおよそ2週間から4週間程度を見ておくと良いでしょう。
ただし、これはあくまで目安です。
イベントなどで使用する日が決まっている場合は、制作会社のウェブサイトで納期を確認し、余裕を持ったスケジュールで発注することをおすすめします。
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