Shopify越境ECの始め方
Shopifyで越境ECを始めるための最初のステップは、アカウントの作成と適切な料金プランの選択で。
ここでは、初心者でも迷わず設定できるよう、具体的な手順とプラン選びのポイントを解説します。
ステップ①:Shopifyアカウント作成と料金プランの選び方
ポイント
Shopifyで越境ECを始める第一歩は、アカウント作成で、公式サイトからメールアドレスとストア名を入力するだけで簡単に開始できます。
料金プランは下図の通り「Basic 」「Grow」「Advanced 」の3種類が基本で、大規模ビジネス向けに「Plus」プランが用意されています。

最初の3日間が無料トライアル期間で、その後の3か月が基本の3種類プランで月額150円となっています。
上図は月払いの料金で、年払いで契約すると25%オフとなります。
無料トライアル期間中に、ストアの機能や操作性を確認できるので安心です。
月額料金だけでなく、取引手数料も考慮して、ご自身のビジネス規模や売上目標に合ったプランを選択してください。
ステップ②:多言語・多通貨設定の方法と注意点
ポイント
多言語・多通貨設定は、海外顧客の利便性を高め、購買意欲を向上させるために不可欠です。
Shopifyの多くのデザイン・テンプレートで、多言語に対応しており、管理画面の「設定」→「ストアの言語」から複数の言語を追加できます。
その後、「言語切り替え・翻訳アプリ」をインストールすることで、ストア内のコンテンツが翻訳されます。
また、「設定」→「決済」→「Shopify Payments」の設定で、多通貨表示・決済を有効にすることが可能です。
注意点として、翻訳の品質が非常に重要なことが挙げられます。
機械翻訳だけでなく、必要に応じてネイティブスピーカーによるチェックを依頼し、自然な表現にすることが望ましいでしょう。
通貨についても、為替レートの変動に対応できる設定を検討することが大切です。
ステップ③:配送・関税・税金設定を正しく行う手順
ポイント
越境ECにおいて、配送・関税・税金設定は最も複雑で重要な項目の一つです。
Shopifyの管理画面から「設定」→「配送と配達」に進み、国別・地域別の詳細な配送ルールを設定できます。
まず、配送可能な国・地域を明確に定義し、それぞれの配送料金と所要日数を設定します。
配送方法は、コストを重視する顧客向けの普通郵便、スピードを重視する顧客向けの国際宅配便など、複数の選択肢を用意することが重要です。
関税については、DDP(Delivered Duty Paid:販売者負担)とDDU(Delivered Duty Unpaid:購入者負担)のどちらにするかによって設定が異なります。
税金設定では、販売先国の税制に応じて適切な税率を設定する必要があります。
特にEUへの販売では、2021年7月から導入されたワンストップショップ(OSS)制度に対応する必要があり、各国のVAT税率を正確に設定することが求められます。
設定後は必ず複数の国からテスト注文を行い、配送料金と税金が正しく計算されることを確認しましょう。
ステップ④:海外ユーザー向けテーマ・デザインの最適化
ポイント
海外ユーザーに快適なショッピング体験を提供するためには、テーマとデザインの最適化が欠かせません。
まず、多言語対応テーマを選択することが基本となります。
Shopifyテーマストアでは「Multilingual Ready」のラベルが付いたテーマを選ぶと、言語切り替え機能が標準で搭載されています。
デザインにおいては、各国の文化的背景やデザイン好みを考慮することが重要です。
例えば、欧米では白を基調としたミニマルなデザインが好まれる傾向にあり、一方でアジア圏では情報量の多いデザインが好まれる場合があります。
フォントの選択も重要で、日本語、中国語、韓国語、アラビア語など、各言語に適したWeb安全フォントを使用する必要があります。
商品画像も現地の好みに合わせて最適化し、モデルの人種や使用シーンを各国の文化に合わせることで、より親近感を持ってもらえるサイトに仕上がります。
ロード時間の速さも離脱率に影響するため、画像ファイルの最適化や不要なアプリの削除なども検討しましょう。
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