中国輸入OEM工場の選定
商品選定の次は、OEM工場の選定です。
OEM工場をリサーチする場合は、BtoBの卸売業ECサイトであるアリババグループの1688.comを利用します。

商品が安くて品質がいいだけでなく、OEM商品の製造に対応できる直営工場を持った店舗が数多く出店しており、日本人が仕入先として最も活用しているECサイトです。
1688.com の店舗にOEMを依頼する際は、下記ポイントを確認します。
自社生産の商品かどうか
1688.comに出店している店舗がその商品の直営工場をもっていない場合もあるので、自社生産品かどうかのチェックが必要です。
自社生産の商品を販売している店舗であれば話を進めていきやすいですが、そうでない場合はその商品の製造工場を探し出す必要があります。
サンプル作成の可否
サンプル品の確認はOEM生産において重要ですので、サンプル作成ができない場合は工場の都合に合わせた製造しかできない可能性があります。
量産で出来上がってきた商品が依頼内容と違ったものと異なる可能性もあるので、別の工場を探した方が無難です。
サンプル及び量産品の納期
サンプル及び量産品の納期を確認することが重要です。納期は仕入販売計画を左右する要因ですので、不都合が生じるほど納期が長い場合は、交渉で早めるか他のOEM工場を探します。
サンプル及び量産品の価格
サンプル及び量産品の価格を必ず確認しましょう。
サンプル価格が量産品と同じと思い込んでいると、別途手数料などが含まれていて想定より仕入価格が高くなることがあります。
国の商習慣などの違いから、仕入条件に誤解が生じることが多いので、利益に大きな影響がある価格はしっかり確認が必要です。
量産の最低注文ロット数
毎月の見込み販売数に対して最低注文ロット数が大きく、長期在庫をかかえながらの販売では、資金繰りにも影響を及ぼします。販売計画に対して、無理のない数量なのかどうかのチェックが必要です。
不良品発生の場合の対応
傷モノや加工不良、異物混入などの不良品の発生は一定の割合いで発生するものであり、量産においては輸入後に初めて判明するので、そのときの対応について取り決めをしておきましょう。
日本(海外)との取引実績の有無
1688.comは基本的に中国国内向けのECサイトであり、販売ターゲットは中国人になります。それゆえ販売先を海外をメインとしたECサイトとは品質基準が異なることがあります。
日本などの海外と取引実績があるOEM工場であれば、海外の品質基準を理解した上での対応が可能なので、生産依頼をする前にチェックしておくことが必要です。
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